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人を育てる『人』を育てる仕組
「メンタリング」で人材育成の好循環をつくる

ダイバーシティ・女性活躍推進に力を入れている企業の多くは、若手や女性、外国人社員などの早期育成を目的に、メンター制度を導入しています。近年では、メンターのリーダーシップ開発の一環として導入する企業やリバースメンター(下位の社員が上位社員のメンタリングを行うこと)、クロスメンタリング(異業種間でメンタリングを相互支援するプログラム)などを行う企業も増えています。メンタリングは、多様な人材の能力発揮や活躍する場を増やすために不可欠なプログラムです。

メンタリングとは

メンタリングとは、メンター(多くの場合、経験豊かな成熟した年長者)がメンティ(メンターのアドバイスを受ける人)と基本的に1対1で、継続的(大体1年)かつ定期的(1ヶ月に1回程度)面談し適切な役割モデルの提示と信頼関係の構築を通じてメンティーの成長を支援することをいいます。主に、メンティのキャリア形成を支援する機能と自信や意欲を高め自律的なマインドセットを整える社会・心理的機能があります。

メンタリングは、通常メンティとなる側が自発的にメンティを見つけ依頼して行うものですが、マイノリティのキャリア支援として非常に効果が高いため、制度や仕組みとして導入する企業が増えています。

メンタリングの機能


メンタリングの機能

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OJTとメンタリングの違い


OJT メンタリング
目的 業務の成果を向上させる 自立と長期的なキャリア開発を支援する
内容 技術やスキル、ノウハウの指導、トレーニング 指導、トレーニングに加え、
定期的な面談による相談、助言など
関係 同じ組織内の上司と部下、先輩と後輩など 組織、役職にとらわれない

メンタリングの詳しい説明はこちら

 

潜在的な力を引き出し、成長を促進するメンタリング 3つの効果

メンタリングには、大きく3つの効果があります。

1.将来のリーダー候補者の早期育成・能力発揮

現在最も盛んに行われているのは、ターゲットとなる人材を対象に将来のリーダー候補として成長を促すためのメンタリングです。メンターとの定期的・継続的な面談を通して、キャリア目標の達成やワークライフバランスの実現、ネットワークの拡大などを行います。また、組織の方針や目標、慣行や職場風土など、普段気づきにくい職場の暗黙のルールなどを学ぶ機会にもなります。
メンターからの支援は、心理的な安心感を高め、キャリア目標の明確化や専門性の拡大への意欲にもつながります。上司とは異なる他の職場の管理職との関係は、視野を広げるとともに、仕事に対するモチベーションを高めることにもなり、離職率の低減や管理職志向の高まりにもつながります。

2.メンターとなる管理職のリーダーシップ開発

近年、メンタリングの新たな機能として注目されているのはメンター側のリーダーシップ開発の効果です。直属の部下とは異なるメンティへの支援を行うことは新たな学習の機会となります。また、マネジメントスキルやヒューマンスキルの強化につながり、めんったー自身のモチベーション向上にもつながります。

3.イノベーションが生まれる職場環境の醸成

メンタリングは長期的にみれば職場の信頼関係を育みます。メンターの共感や励まし、勇気づけはメンティの自信や自己効力感につながり、発言や行動が活発化する効果が期待されます。自分が受け入れられているという安心感、自由に発言し共感してもらえる環境があること。それはまさに、職場の心理的安全性が確保されている状態だとも言えます。
この、「職場の心理的安全性」は、職場の生産性を高め、イノベーションを生む土壌でもあります。2016年にグーグルで「組織において心理的安全性が確保されるか否かが、生産性(イノベーション)の向上のカギになる」という研究結果が発表されました。心理的安全性が確保されることにより、社員は自ら積極的に行動するようになり、それによって、生産性が高まることが立証されたのです。つまり、メンタリングは、職場の心理的安全性を高め、ひいては職場の生産性やイノベーションを生み出す土壌作りという点でも非常に効果的なプログラムなのです。

メンタリングの効果


メンタリングの効果

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メンタリングが失敗する原因

以上のように、様々な効果が期待できるメンタリングですが、実際に導入してみたものの成果があがらず途中で断念する企業は少なくありません。

メンタリングが失敗する主な原因としては「プログラムの全体設計が不十分」「メンティのキャリア意識が未成熟(キャリア研修などがない)」「メンターの支援スキルが不十分」「とりあえずマッチングだけして放置している」などがあげられます。これらはメンタリングを導入するまでの準備不足、経験不足に起因するものです。

失敗しないメンタリングプログラムを行うには、メンタリング支援の実績が豊富な専門家を活用することが効果的です。

 

クオリアのメンタリング

クオリアでは、組織の状況や対象に応じたプログラム設計を得意とし、事前のメンター・メンティトレーニングやマニュアル作成、面談シートなど、きめ細やかなコンサルティングを行っています。

メンター制度の導入は一般的に次のようなステップで行います。



クオリアでは、「メンターとメンティの組み合わせをどうするか」という実務的な相談や、「メンティが依存的になってしまう」「メンターが誘導しすぎる」などのメンタリングを行う過程で起きるお困りごとにも、豊富な経験を基にお答えして、メンタリングの定着を支援します。

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