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行動変容につながるオンライン型トレーニング「アクションフォー」とは



ダイバーシティ&インクルージョン実践ツール「アクションフォー」は、企業研修における学びを実践(行動変容)につなげる新しいオンライントレーニングです。

クオリアでは、年間100社以上からダイバーシティや女性活躍推進、働き方改革に関するご相談を受け、組織の課題に即してより効果を実感できる研修・ワークショップをご提供して参りました。特に専門とするダイバーシティ&インクルージョン研修や女性のキャリア研修は、日頃の意識づけや継続的な取り組みが特に必要な分野です。

そんな中で、研修ご担当者さまから下記のようなご相談をうける機会が増えてきています。
「在宅勤務で新人研修やマネジメント研修が行えず、人材育成が進まない」
「社員の成長を期待して実施した研修…でも、効果は一時的」
「受講生の研修後の継続的な行動を期待したが、変化が見られない」
「オンライン研修は効果測定が難しく、受講生の課題管理も大変」
「フォローアップ研修のタイミングが難しい」

学習内容が定着する学び、行動の変化(行動変容)につながる学びとは何か。
組織開発や人材開発の現場での20年の経験を元に生まれたトレーニングが、オンライン型トレーニング「アクションフォー」です。

「アクションフォー」は予測困難なVUCA時代(Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧))に対応する新しい研修形態です。


これまでの研修スタイル 3つの限界

感染症拡大による経済の不透明化、気候変動による災害や少子高齢化による人口減少など、社会モデルの激変が世界各地でおきています。外部環境の急激な変化は組織開発や人材育成の現場にも変化を迫る中で、従来型のみ研修形式の限界が表面化しています。

外部環境をコントロールする限界

新型コロナウィルスの感染拡大のため、多くの企業で新人研修や入社式が相次いで中止されました。今後もコントロールが難しい情勢変化により、人材育成への影響が心配されています。そんな中においても、多くの企業にとって、人材育成や組織開発は喫緊の課題でもあり、様々な選択肢を視野に入れながら、新しい学びの形(研修形式)を継続する方法が模索されています。

研修実施後フォローの限界



研修効果が継続しない理由のひとつは、研修実施後のフォローの限界にあります。
「研修後はモチベーションが高いが、そのやる気が続かない」
「研修内容をすぐに忘れてしまう」
学習者から時折このような不安が寄せられますが、そもそも人間は忘れる生き物です。エビングハウスの忘却曲線によると、人間は20分後に記憶の42%、1日後にはさらに74%を忘れてしまいます。研修やセミナーでの学びも、時間ともに人間は忘れてしまうのです。
研修の学びを定着化させるためには、適切なタイミング・適切な方法での「復習(フォロー)」が効果的なのです。

学びを行動変容につなげる限界



また、これまでの対面型研修のみによる学びでは、行動変容に限界があるという研究結果もあります。
アメリカ国立訓練研究所(National Training Laboratories)の研究によると、従来の参加型研修のみによる学びでは、講師による講義(5%)、読書(10%)、視覚的(20%)、デモンストレーション(30%)と、学習定着率に課題が残りました。
同研究によると、学習定着率は「自ら体験するとき」、「人に教えるとき」に最も向上します。学びを定着させ、学びを実践に活かす(行動変容)ためには、体験や教え合いなど、双方向的なコミュニケーションの上に成り立つ新たな学習形式が必要です。

行動変容につなげる新しいトレーニングツール「アクションフォー」

オンライントレーニングツール「アクションフォー」は、行動変容につながる新しい研修ツールです。

アクションフォーの1つ目のステップは、集合研修(リアル・オンライン対応可能)による、知識・スキル・マインドの習得です。貴社の希望に合わせて、多様なテーマと研修形態で提供いたします。

2つ目のステップは「アクションフォー」による反復学習・実践行動です。アクションフォーはインターネット環境があれば、スマートフォン・タブレット・PCを問わず使用できるオンラインツールです。アクションフォーは、オンラインで研修の動画やテキストを何度も見返すことができます。学びを反復することで、知識の定着率は3~4倍に向上にします。

仕事の空き時間をつかって在宅勤務でも、気軽にできるオンライントレーニングであれば、研修後も「自ら体験」「人に教える体験」など双方向的な学習を継続することができます。アクションフォーには、研修後の体験を後押しする目標(アクション)機能、受講生同士・ガイドとの教えあいを促進するミーティングボード(掲示板)があります。アクションフォーは、専門ガイドから出される課題や受講生間のコミュニケーションを通して、受講生の学びを定着させます。

また、事務局側にとって負担になりがちな、アンケート回収や課題管理、研修の効果測定も、オンラインツールを使うことで軽減できます。加えて、アクションフォー実施中は、専門ガイドがファシリテーターを務めるオンラインミーティングが2回行われます。的確なアドバイスとエンパワーメントは、オンラインで手薄になりがちな受講生フォローにも効果的です。



アクションフォーの進め方


ダイバーシティ&インクルージョントレーニング「アクションフォー」

アクションフォーの特徴

専門家監修!貴社の希望で選べる研修内容・研修形式

ダイバーシティ&インクルージョンの専門家として20年の知見を生かした専門的でわかりやすいプログラムを、貴社のご希望にあわせた研修形式で提供いたします。


テーマ 対象 研修形式
ダイバーシティ推進
ダイバーシティ&インクルージョン
アンコンシャス・バイアス
マネジメント
ファシリテーション
女性活躍
トップマネジメント(経営層)研修
マネジメント(管理職)研修
マネージャー導入研修
ダイバーシティ推進担当者研修
主任研修
新人研修
集合研修(オンライン・リアル対応可)
オンライン配信
マイクロラーニング・eラーニング
アクションフォー

目標と行動を定めた8週間の実践で、知識・スキル・マインドを習得&定着化

アクションフォーでは「達成したい目標」と実践のための「習慣にしたい行動」を、オンライン上で設定し、日々実践できます。毎日実践できたリストに「やった!」ボタンで簡単報告することで、小さな達成感を積み重ねることで、8週間後には行動の習慣化&目標が達成できます。



情報の一元化で進捗・提出物の管理がスムーズに!研修の業務負荷を大幅軽減

提出物管理の一元化により、抜け・漏れ・遅れなく確実に課題を進めることが出来ます。複数のグループ、多くの人数の状況を見渡せるため、研修事務局の業務負荷が大幅に削減できます。

メールや共有フォルダで研修前後の提出物を与えた時の課題

■受講者
「この提出物いつまでだっけ・・・?」
「誰に提出するんだっけ・・・?」
「メールだっけ・・・フォルダに入れるんだっけ・・・?」
「そもそも何か提出物あったっけ・・・?」
というような不安や、課題を進める上での抜け・漏れ・遅れ。

■事務局
・人数が多くなると誰が提出済みで、誰が未提出か分からない
・未提出者を抽出して催促をかけるのが手間
・メールに添付された提出物をひとつひとつ保存しないといけない
・提出物が添付されたメールを見落とすかもしれない
・メールに添付がついていなかった!
・機微な情報を提出させるのに暗号化(パスワード)管理が煩雑になる

提出物にまつわる受講者側・事務局側の課題を解決し、提出物管理の手間を大幅に効率化!



☑ 誰が提出済みが未提出かが一目で分かる
☑ 未提出者に一括で催促メールを送ることができる
☑ 提出済みのファイルを一括ダウンロードできる
☑ 個人認証でログインし、暗号化された環境で課題を提出・受取ができる
☑ 他の受講者には「提出した」ということがアクティビティで共有できる(提出物の内容は管理者のみが確認可)

チームメンバーに学びをシェア!目標達成・やる気を促進するオンラインツール

チームメンバーと目標を共有し、実践を通した気付き・学び等をシェア。スタンプを送りあったり、楽しみながら互いに学びあうことが出来ます。がんばりが可視化され、参加者同士・ガイドの反応(承認)があるので、達成体験を積んで自己効力感が高まります。互いに励まし合い、時には競い合い、切磋琢磨しながら頑張れる仲間がいるので、やる気が継続・促進されます。



オンライン学習の専門ガイドによる実践サポート

ダイバーシティ推進ファシリテーター&TREEガイド(オンライン・コミュニケーションマネージャー)の有資格者が、専門ガイドとして、実践を促進するためのファシリテーションを行います。専門ガイドはテキスト教材・動画、メッセージによる学習課題を提供します。ダイバーシティとチームラーニングのプロフェッショナルが、実践から行動変容までをサポートします。

専門ガイドによる実践サポート例

  • テキスト教材・動画、メッセージによる学習課題を提供
  • 期間中2回程度のオンラインMTG(職場の会議室や自宅からもアクセスOK)
  • 小グループでのMTGでのファシリテーション

専門ガイドがいるオンライン学習のメリット

  • 課題や実践共有がスムーズに進み、受講生のモチベーションがアップします
  • 小グループでのMTGにより対話を促進します
  • 課題管理・ID管理などの事務局側の負担を軽減できます

お客様の声


取り組む当初は毎日実践できるか不安な部分もあったが、仲間とともに学びあう良さを感じる8週間だった。
一人だったら気づかない視点や継続するモチベーションが湧かなかったかも知れない。ガイドや仲間による、励ましや気づきを促す問いがあったおかげで実践を楽しみながら続けられたと思う。


実践しながければ身に付かないことを痛感した。実践を支援するツールは他にはないと思うので、このツールにサポートいただき感謝している。


アンコンシャス・バイアス研修など、自らでは気づきにくい、一人では習慣化がしにくいテーマと相性が良いツールだと思います。励まし合って行動変容を目指していけることがありがたかったです。


今回、全体を体験してみて、やはり一度研修で聞くだけではしっかりつかみきれない部分を、何度も繰り返しみて確認できる動画やテキストといった、自分にのその時にあったツールを見ることができること。曖昧にわかったつもりになっていることを、他者との関わりのメッセージのやりとりによって、人それぞれの捉え方や違い、自分の感覚を確認できること。そして発信してそこに承認が得られることなど、改めて感じることができました。ありがとうございました。


受講者同士で応援しあえるのは楽しいので継続が見込めると思う。 新たな試みとして関心を引く内容であり、特に若手の教育には効果的だと感じました。
また、慎重なタイプの人には、実際に部下指導を行う前の体験(マネジャー導入研修)としても有効であるかと思いましたので、引き続きの導入を検討したいです。

貴社の課題やご希望に合わせて、最適なプログラムをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。


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