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ダイバーシティ経営に不可欠な組織開発のアプローチ

近年、「組織開発」という言葉が注目を集めています。組織開発とは、コミュニケーションや協働、目標の共有など、人と人との関係性に働きかけて組織を変革していくアプローチを言います。これまで多くの日本企業は、戦略や制度などのハード面を強化する一方、組織を構成する人については、能力開発や人材開発など個人の成長に力を入れてきました。けれど、働く人の価値観が多様化し、性別、年齢、国籍など属性の多様性が進むに連れ、個人への支援だけではうまくいかなくなってきました。
組織のメンバーはどのような関係にあるのか、どのようにコミュニケーションを取っているのかといった、人的プロセスに着目をし、関係の質を高め健全な組織にしていくことが重要となってきたのです。

ちがいを力に多様性を活かすダイバーシティ経営には、組織開発のアプローチは不可欠なのです。

ファシリテーションを活用し、多様性の力を最大化する

組織開発の手法は様々なものがありますが、そのベースとなっているのは「ファシリテーション」です。ファシリテーションとは、「目的に応じて最大の成果を生み出すよう、人と人との関係性やプロセスに働きかけること」を言います。
今は、人が集まりリーダーがいれば、自然とチームや組織として機能していくという時代ではありません。多様な価値観、多様な意見をもった人々の関係性をどのように作り上げていくのか。対立や衝突といったコンフリクトをどのようにマネジメントすればよいのか。部署や部門間、組織全体の健全性を高め、スピードを意識しながら質の高い成果を生み出すには、ファシリテーションのスキルが不可欠となっています。

関係の質図


ダニエル・キムの成功の循環の図

ダニエル・キムの成功の循環の図


クオリアのファシリテーションが選ばれる理由

ダイバーシティ推進において、クオリアのファシリテーションが選ばれる理由は3つです。

1.多様性の力を最大化するために、ファシリテーションの様々な手法を活用し結果につなげている

クオリアでは、早くから多様性の力を最大化する手法として、組織開発やファシリテーションに着目してきました。
学習する組織、U理論、ワールドカフェ、フューチャーセッション、シナリオプランニング、アクションラーニングなど、様々な理論や手法を学び、研究を続けながら、多様性を活かすための最適なプログラムを設計し提供してきました。安心・安全な場を保持しながら、多様性の持つダイナミックなエネルギーを引き出し、創発につなげるアプローチやワークショップは、多くの企業で高い評価を得ています。

2.参加者の当事者意識を引き出しエンパワメントにつなげるファシリテーションを心掛けている

クオリアは、「安心・安全の場のデザイン」や「参加者同士の信頼関係の構築」、質の高い合意形成に向けたプロセス設計を得意としています。参加者をエンパワメントし、変化を引き起こす当事者としての自律的な行動を支援します。
十数人の役員会から数百人規模の全社集会まで、ダイバーシティの浸透、職場の風土改革、労使間の対話など多彩なテーマをもとに、現場の皆様と積み重ねてきた経験は、クオリアの大きな強みだといえます。

クオリアが関わった組織開発・ファシリテーションの人数規模・テーマ


建設業
【人数規模】 100名
【目的/テーマ】 ダイバーシティ活動発表会
異業種労働組合連合会
【人数規模】 100名(オンラインでの参加あり)
【目的/テーマ】 多様性を受容する組織づくり
商社
【人数規模】 50名
【目的/テーマ】 女性活躍に関する上司・部下合同セッション

3.豊富な専門性と多様なビジネス・社会経験を持つファシリテーター

ファシリテーターには、高度な専門スキルと多様な価値観を受けとめるマインドが求められます。

クオリアのファシリテーターは、国際ファシリテーター資格(IAF認定CPF)やイノベーションファシリテーター、ワークショップデザイナー、シナリオプランナーなどの資格を保有するファシリテーターが在籍しています。また、全員ダイバーシティファシリテーターの資格を有する専門性の高いプロ集団です。
様々な業界や企業での豊富な経験に支えられたスキルとマインドを基に、深い対話に基づく成果を生み出しています。

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