働き方改革とダイバーシティに関する用語集

イクボスとは、部下のキャリアやワーク・ライフ・バランスを応援しながら、組織としての成果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむ上司(管理職や経営者、女性も含みます)をいいます。ボスの性別や年代、階級は問いません。
また、自組織のワーク・ライフ・バランスを保ちつつ、従業員が安心して子育てできる環境をつくることを、「イクボス宣言」として公表する自治体や企業も増えています。NPO法人ファザーリングジャパンが立ち上げた、イクボス宣言企業のコミュニティである「イクボス企業同盟」には、181社が参加しています(2018年3月26日現在)。イクボス宣言企業には、ダイバーシティの知識や理解、業務効率化やチームワークの強化、ライフイベントへの配慮など、多様な部下が働きやすい職場にするためのアクションが求められています。
イクボス及びイクボス宣言は、厚生労働省が2014年に「イクボスアワード」という表彰制度を開始後、認知度が高まりました。

(「イクボスアワード」とは部下の仕事と育児の両立を支援する上司や経営者(=イクボス)を企業などの推薦により募集・表彰するもの )

イクボスには、

  1. 働きやすい職場を整備することで、優秀な人材が定着しやすい
  2. 仕事と生活が充実し、労働意欲が高い社員が増える
  3. 多様な社員を受け入れることで、多彩なアイディアが生まれる

などの経営のメリットが期待できます。
しかし、イクボス宣言はあくまで意思表示であり、イクボスの効果を享受するためには、実際の行動が伴うことが重要です。 イクボス宣言をする企業の中には、実際の行動が伴っていない・結果を出せていない企業も少なくありません。これまでのマネジメントスタイルや企業風土を変えることは容易ではなく、経営トップの強いリーダーシップや業界全体での取り組みが必要となります。

参考HP
NPO法人ファザーリングジャパン
厚生労働省「日本総イクボス宣言プロジェクト!!(ひろがれイクボスの輪)」