働き方改革とダイバーシティに関する用語集

ダイバーシティ2.0とは、「多様な属性の違いを活かし、個々の人材の能力を最大限引き出すことにより、付加価値を生み出し続ける企業を目指して、全社的かつ継続的に進めていく経営上の取組み」のことをさします。人材の多様性を通じて、企業の成長力を高めることを目的とし、競争優位に立つための経営戦略の一環としてとらえようという考え方です。
経済産業省は、形式的なダイバーシティ施策から、経営に真の効果をもたらす効果ダイバーシティ経営(ダイバーシティ2.0)への転換を図るべく、2016年に検討会を立ち上げました。その成果をもとに、2017年に企業が取るべき行動をまとめた「ダイバーシティ2.0行動ガイドライン」を策定しました。ダイバーシティ2.0行動ガイドラインでは、中長期的な企業価値の向上を目指して行う具体的な施策として、7つのアクションを提示しました。

  1. 経営戦略への組み込み(トップマネジメントのコミットメント)
  2. 推進体制の構築
  3. ガバナンスの改革
  4. 全社的な環境・ルールの整備
  5. 管理職の行動・意識改革
  6. 従業員の行動・意識改革
  7. 労働市場・資本市場への情報開示と対話

です。
世界的なコンサルティングファームPwC(プライスウォーターハウスクーパース)によると、主要企業のCEOの9割前後が、ダイバーシティ経営によって人材の獲得や業績の向上などのメリットがあるとしています。

参考HP
経済産業省「ダイバーシティ 2.0検討会報告書~競争戦略としてのダイバーシティの実践に向けて~」
経済産業省「ダイバーシティ 2.0 行動ガイドライン」
経済産業省政策特集「ダイバーシティ2.0」