働き方改革とダイバーシティに関する用語集

エニアグラムとは、ギリシャ語で「9」の意味を持つ「エネア」と「図」の意味を持つ「グラム」の合成語で、9つのタイプを図形で表した性格タイプ論をいいます。自己理解や他者理解、チームビルディング、リーダーシップ開発のツールとして、現在ではビジネス、コーチング、カウンセリング、教育など様々な分野で取り入れられています。

エニアグラムはギリシャ哲学と神秘主義に起源を持ち、1970年代に米国で心理学・精神医学の研究者によって注目され、確立しました。100問前後の診断テストに回答後、自己探求やグループワークを通して、人間の性格を9つのタイプ

  • タイプ1=改革する人
  • タイプ2=助ける人
  • タイプ3=達成する人
  • タイプ4=個性的な人
  • タイプ5=調べる人
  • タイプ6=忠実な人
  • タイプ7=熱中する人
  • タイプ8=挑戦する人
  • タイプ9=平和をもたらす人

に分類します。タイプ間の優劣はありません。
エニアグラムのタイプは、幼少期に形成され本質的には変更されることはありませんが、診断テスト結果のみによって機械的・自動的に判別されるものではありません。診断テストやグループワーク、経験を経て、最終的には自らタイプを決定していきます。
エニアグラムの効果は、自己と他者への理解と受容が深まることにあります。タイプの特徴を通して、自分の長所や思考パターンを学ぶことで、自己理解・自己受容・自己成長につながるとされます。また、他のタイプを知ることも、他者の思考パターンや価値観への理解を深めることにつながるため、人間関係の改善が期待されます。
ダイバーシティ推進においては、エニアグラムを活用することで上司・部下や部門内での相互理解が進み、インクルージョン(受容)が深まり、お互いを活かしあうツールとして広く活用されています。

参考HP
日本エニアグラム学会