働き方改革とダイバーシティに関する用語集

「従業員リソースグループ」と呼ばれるもので、組織の中で共通の特性や人生経験に基づいて職場で一緒に働く従業員のグループを言います。
女性社員やLGBT、障害者などの当事者がグループを作り、それぞれのグループ特有の問題について話し合ったり、部門を越えた交流を図ることは、多様性を受容し、ネットーキングや連帯、主体性を高めるうえで高い効果があります。
ボトムアップ型のダイバーシティ推進策であり、米国では、1970年代からダイバーシティ推進企業において取入れられるようになり、現在ではフォーチュン500企業の90%以上で導入されています。属性ごとのコミュティから発展し、その後、関心のあるテーマごとに細分化され、商品開発やマーケティング、プロセス改善などについても話し合うコミュニティ(ビジネスリソースコミュニティ)が作られ、ビジネスにおいても様々なメリットが得られるようになりました。

日本においては、女性のロールモデルの少なさやネットワーキングの重要性が指摘され、女性活躍推進策として、ネットワーキングを意識した取り組みを行う企業が増えています。
一方、LGBTなど当事者であること自体を組織内でカミングアウトすることが難しい場合もあり、このようなネットワーキングが効果的に活用されている例はまだ多くありません。当事者同士が集まる機会や場が少ないことや、当事者が集まって話し合うメリット、効果について理解されていないことも、ERGsが進まない要因としてあげられます。