レポート

弊社代表の荒金雅子が、調査委員のメンバーとして関わっている『令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査速報』が公表されました。全国男女20‐60代、10,330人を対象とした広範囲な調査です。

調査の結果の抜粋は下記の通りです。

◆全体
・男女差が大きく開いたのは「男性は~べきだ」という項目であるが、その他の項目についても全体的に男性が高い割合となった。

◆シーン別
・家庭・コミュニティシーンでは、男性の方が仕事と家事の分担に関して、性別役割意識が強い。
・職場シーンでは、男女とも1位の「育児期間中の女性は重要な仕事を担当すべきではない」との意識が強い。

◆性・年代別
・男性50‐60代で性別役割意識が強い
 ⇒「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」は、女性でも年代が高いほど性別役割意識が強い。
・20‐30代の男女間で性別役割意識にギャップがある
 ⇒ 「共働きでも男性は家庭より仕事を優先するべきだ」は、若い世代での意識の差が大きい。

◆性別に基づく役割や思い込みを決めつけられた経験
・性別に基づく役割や思い込みを決めつけられた経験は、「直接言われた経験」よりも「言動や態度から感じた経験(間接経験)」の方が多い。
・男性より女性の方が、性別に基づく役割や思い込みを決めつけられた経験があると回答している割合が高い。
・50代-60代女性で、性別に基づく役割や思い込みの決めつけを「感じてきた」割合が高い。(P15)
・性別役割や思い込みについて「直接言ったり、言動や態度から感じさせた」人としては、男性では「父親」「男性の知人・友人」が、女性では「配偶者・パート ナー」が多く、職場シーンにおいては、男女とも「男性の職場の上司」が多い。
・メディアで見たり聞いたりすることが多いのは、「女性は感情的になりやすい」「女性は論理的に考えられない」。


詳しくはぜひ内閣府「男女共同参画室」のページからデータをご覧ください。

令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究はこちらから


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