イベントレポート

首相官邸 HPより

今年で第5回目の開催となる、W20と外務省「WAW!」との共同開催となった「第5回 国際女性会議 WAW!/W20」が、3月23日~24日と、都内ホテルにて無事閉幕しました。
W20の20カ国代表団によるコミュニケ(共同声明)の合意がとれたのは、前日22日の深夜1時。W20共同議長である目黒依子氏・吉田晴乃氏から、無事安倍首相に提言を手交することが出来ました。


コミュニケ全文(日本語)はこちら


マララ・ユスフザイ氏による基調講演/貧困や紛争を防ぐため女子教育の重要性を訴え  
「われわれの指導者は女子教育に投資しなくてはならない」


開会当日、日本初来日のマララ・ユスフザイ氏を一目見ようと、早朝より受付は長蛇の列でした。元チリ首相で現国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏やアルゼンチンの車いすの副大統領ガブリエル・ミケティ氏など豪華な特別ゲストの素晴らしいスピーチに、会場は一気に熱い空気に包まれました。

さまざまなテーマで、分科会/パネルディスカッションが行われました



パネルディスカッションでは、様々な現状・課題に対してのセッションがなされました。
第5回目となるWAW!のテーマは「WAW! for Diversity」。持続可能な開発目標(SDGs)掲げられた「誰一人取り残さない」持続可能で包摂性と多様性のある社会の実現に向けて多くの課題が話しあわれました。一方、W20Japanのテーマは「Closing the gender gap for new prosperity-ジェンダーギャップの解消を通じた新しい成長のカタチ」
労働、デジタル、金融、ガバナンスの分野で真に成果につながる取り組みを行うためのアクションと具体策について、様々な分野から議論が交わされました。
2日目には、特別ゲストインタビューとして、プロテニスプレイヤーであり、JICAオフィシャルサポーターとしても活躍されている、伊達公子さんがご登壇され、タイ国での人身売買保護活動についての話をお聞きすることができました。


他、パネディスカッションの登壇者・コンセプトノートの詳細はこちらから

一人一人が声を出し行動することが変化の源


24日の午後、会議の総括として、前年度議長のアルゼンチン代表スサーナ・バルボ氏(写真左上)、本年日本の共同議長の目黒依子氏(写真右上)、吉田晴乃氏(写真左下)、来年度サウジアラビア代表のサルマ・アルラシッド氏(写真右下)によるトロイカセッション後、安倍昭恵夫人の閉会の言葉をもって、閉幕しました。

昭恵夫人は閉会のあいさつで、性被害を告発する「#MeToo」(「私も」の意)運動にも触れ、課題の解決に一人一人が声を上げ行動することの必要性を話されました。



6月29日のG20の首脳宣言へ向けて、W20の活動は続きます

国際女性会議は閉幕しましたが、W20の本当の活動はここから始まります。
20カ国が熱い議論の末に作成したコミュニケ(共同声明)は7つの提言から成り立っています。どの項目もこれからの社会を大きく前進させる重要なテーマばかり。6月29日の首脳宣言にこの内容をどれだけ採択してもらえるか。W20では、4月以降全国各地でG20首脳宣言に向けて様々なフォローアップイベントを企画しています。

W20運営委員を務める荒金も、引き続き活動にたずさわってまいります。今後のW20の動向にもご注目ください。

読売新聞:女性活躍企業に投資…「ジェンダー投資」W20提言
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190324-OYT1T50190/

朝日新聞:マララさん「女子教育へ投資、未来作る」 国際女性会議で講演
https://www.asahi.com/articles/DA3S13947532.html

毎日新聞:「WAW!」「W20」合同会議「女性教育に投資を」マララさん訴えに安倍首相応答
https://mainichi.jp/articles/20190324/ddm/002/040/059000c

産経ニュース:【WOMEN】G20に向け女性リーダー「自分の価値に気付いて」
https://www.sankei.com/west/news/190326/wst1903260006-n1.html

ハフポスト日本版:「マララさん初来日で、安倍晋三首相は女子教育への支援を表明 会場に入りきれずパンク」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c95bcc0e4b01ebeef0f7b2e


W20各国代表の集合写真